韓国の山寺7カ所が世界遺産に=中・日にない深い歴史性



 韓国の山寺7カ所が新たに国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産になった。6月30日にバーレーンのマナーマで開かれた第42回ユネスコ世界遺産委員会(WHC)は、韓国の山地僧院を世界文化遺産に登録することを最終的に決定した。日本の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」など8件も同時に登録された。

 今回世界遺産に登録された韓国の山地僧院は▲通度寺(慶尚南道梁山市)▲浮石寺(慶尚北道栄州市)▲鳳停寺(慶尚北道安東市)▲法住寺(忠清北道報恩郡)▲麻谷寺(忠清南道公州市)▲仙岩寺(全羅南道順天市)▲大興寺(全羅南道海南郡)--の7カ所で構成される。世界遺産委員会は「西暦7-9世紀に創建されて以降、現在まで受け継がれる持続性、韓国仏教の深い歴史性が世界遺産登録の条件である『顕著な普遍的価値(outstanding universal value)』に該当する」と評した。

 これにより、韓国の世界遺産は13カ所となった。文化遺産にはこのほか、石窟庵・仏国寺、海印寺蔵経板殿、宗廟、昌徳宮、水原華城、慶州歴史遺跡地区、高敞・和順・江華の支石墓群、朝鮮王陵、韓国の歴史的村落(河回と良洞)、南漢山城、百済歴史遺跡地区がある。また、自然遺産として、済州道の火山島と熔岩洞窟が登録されている。

 なぜ仏国寺のような個別の文化遺産ではなく、韓国の山寺として一括りで登録申請を行ったのか。韓国文化財庁のキム・ジホン事務官は「いずれも歴史的に優れた寺刹(じさつ)だが、国際的に知ってもらう際には『山寺』という概念で歴史的価値を眺めて説明する方がよいと判断した」と説明した。

 韓国の山寺だけが持つ歴史的意味合いも評価された。淑明女子大の鄭炳三(チョン・ビョンサム)教授は「山寺は東アジアの仏教の重要な特徴だ。信仰と生活と修行が1カ所で行われる場所だ。こうした伝統を現在まで受け継いでいる国は韓国だけであり、それをユネスコが認めた」と説明した。

 鄭教授によれば、南伝仏教では托鉢を行いやすい都市部に寺があるほか、北伝仏教でも中国では文化大革命以降、山寺の伝統が途絶え、多くの僧侶が自宅から通勤する日本の寺院もその意味がかなり薄れているという。鄭教授は「山寺で禅の修行を行う伝統は韓国にだけ残っている」と指摘した。

兪碩在(ユ・ソクチェ)記者

【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/07/02/2018070200844.html


「山寺の和尚さんが~」と何かの歌にあるように、
日本では庶民にも幅広く浸透していた文化でしょう。
対するアノ国に上で書かれているような「7世紀から伝統が
受け継がれて~」があったとは思えません。ズバリ日帝残滓
では?申請に嘘を平気で混入させているのが・・・

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