英紙「避難民の息子・文大統領、イエメン難民問題に沈黙」



 「避難民の息子」である文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、イエメン難民問題に沈黙している-。英紙「ガーディアン」が11日(現地時間)、「イエメン難民が韓国のリゾート島を分裂させている」と題する記事で、済州島を悩ませているイエメン難民問題について、文大統領が国民からの請願に答えていないと指摘した。文大統領の両親は、1950年に北朝鮮から逃れてきた脱北避難民だ。

 同紙は、約550人のイエメン難民をめぐる韓国の動きと韓国国内での論争について紹介した。また、韓国政府が先月、済州島へのビザ無し入国を許可している国からイエメンを除外し、難民が韓国本土への渡航ができないよう措置を取ったと伝えた。仕事は漁業、養殖場、食堂に制限され、依然として多数の難民が職に就けずにいると報じた。

 青瓦台(韓国大統領府)の国民請願サイトには、「イエメン難民を追い出そう」という請願への賛同者が70万人を突破した。青瓦台は通常、賛同者が20万人以上の請願について公式の回答を出しているが、文大統領は今回の請願に対しては沈黙を貫いているとガーディアンは指摘した。

 また、韓国では昨年、1万件の難民申請に対して許可されたのは121件、わずか1.2%だったと指摘した。記事は、この数値に韓国に住む脱北者3万人は含まれておらず、韓国が「単一民族」を強調しているとも指摘した。

 同紙は、ソウルで数百人が集まり、イエメン難民を「ニセ難民」と呼んで難民受け入れ反対のデモを繰り広げたことや、済州島の母親同士の交流サイトに「難民受け入れ反対」「済州にイスラム教徒が多数居住しているという事実がとても嫌だ」などの政治的書き込みが多数あったことも紹介した。

 同紙は、イエメン難民に対して最も批判的なのは保守系のキリスト教団体で、韓国国民の49%が難民受け入れに反対し、39%が賛成しているという世論調査の結果も報じた。一方で、世論の反発を承知で難民に対する宿泊割引や食料・衣類・寝具などの寄付をする済州の住民もいると紹介した。

 同紙は、ある野菜売りの商人が「イエメン難民はよりよい暮らしを求めて逃げてきたわけで、われわれは難民を受け入れるべきだ。韓国もかつて、よりよい暮らしのために国を離れたことがあった。仮に難民たちが追い出されたら、実に恐ろしいことだ」と話したことも報じた。

イ・ヒョンジュ記者

【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/07/12/2018071203969.html


アノ国が難民なんかに気をつかうはずがない。
「自分がすれば・・・」で自分は助けてほしい、でも自分は
他人を助けない。そんな国民性ですからね。日本が難民を
受け入れないのは「彼ら」で懲りたから。もし、その存在が
無かったら日本にも難民問題が生じていたかもしれませんね。

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