アラブ語圏難民「弾圧された」、通訳「金を稼ぎに韓国に来た」



 韓国法務部(省に相当)でアラビア語圏の難民審査を担当した通訳者が、難民申請者が話していない言葉を伝えていたことが裁判の過程で明らかになった。難民申請者が「母国で政治弾圧を受けた」と話していたのに、この通訳者は「金を稼ぎに来た」と通訳したと裁判所では見ている。この通訳者は専門の通訳ではなく、アラビア語を二重専攻(ダブルメジャー)した経営学部の学生であることが分かった。

 ソウル高裁はこのほど、スーダン国籍のAさんが起こした難民不認定決定取消訴訟で、原告勝訴の判決を下した。法務部の難民不認定処分が間違っていたということだ。

 判決文によると、Aさんは2015年末に韓国に入国した後、難民申請をした。Aさんは難民申請書類に「スーダンで大学の不正を告発したところ、反政府系人物だと見なされて拷問を受けた」と書いて申請した。ところが、法務部が面接調査後に作成した調書に書かれていた状況は全く違っていた。調書によると、Aさんは難民申請理由を問われた際、「韓国に長期滞在して金を稼ぐため」と答えたことになっていた。これでは難民申請者が自ら難民ではないと語ったことになる。面接時のアラビア語通訳はチャンという人物が務めた。

 法務部がAさんの陳述などを根拠に「難民不認定」決定を下すと、Aさんは「面接でそんなことは言っていない」と主張、訴訟を起こした。ソウル高裁はAさんの訴えの方が面接調書よりも説得力あると判断した。その理由は通訳チャン氏の経歴にあった。

 高裁は判決文で、「チャン氏が通訳を務めた別の難民申請者の面接調書にも『私は金を稼ぐために韓国に来た』という回答内容が多かった。チャン氏が通訳した面接調書にひときわそうした記載が多いということは、通訳上、深刻な問題があるということだ」と述べた。

--- 以降省略 ---

クォン・スンワン記者

【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/07/17/2018071701053.html


嘘をつく事にまったく罪悪感が無いあの国らしい。
外からアノ国を見ていると嘘があまりにも多過ぎて、
本当の事があるのか?嘘をつかない者はいるのか?
そんな感想を持つようになりました。彼らどうしでも
そうなのか、悪循環に終わりが見えない。関係遮断を願う。

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