韓国で一大ブームの「オルレ」とは? 韓国取材で人気の理由を探る〈宮城〉



9月、仙台の韓国総領事館が報道向けに開催した韓国ツアーに参加し、オルレ発祥の地、済州(チェジュ)島を取材してきました。 この島は九州と同じ緯度にあり、「韓国のハワイ」とも呼ばれているのですが、訪れる人の数はハワイよりも多いのです。 理由の一つはオルレですが、一体なぜそんなに人気なのか探ってきました。

韓国・済州島へは仙台空港から飛行機を乗り継いで約7時間。 島で唯一の空港は、世界60以上の都市と結ばれていて、年間1400万人も利用しています。 観光の目玉は、ゴルフ、カジノ、そしてオルレです。

オルレの道しるべは、いたってシンプル。 木を敷き詰めた小道や石畳を進むと、見えてきたのは切り立った岸壁です。

記者リポート
「こちらが韓国オルレの一番の人気コース。目の前に絶景が広がっていて、きょうは雨なんですが多くの観光客がいます」

コースは島を1周する形で425キロも設けられています。 この日はあいにくの天気でしたが、かっぱを着たり傘を差したりしながら歩く、多くの観光客とすれ違いました。

済州オルレ理事長 徐明淑さん(60)
「ふるさとが実はこんなにきれいでありがたいことに気付かなかった。いつかソウルに行って記者になろうと子供時代を過ごしていた」

オルレの生みの親、徐明淑さんです。
もともと雑誌の編集長でしたが、50歳を前に「燃え尽き症候群」となり、スペイン巡礼の旅に出たといいます。 自然の美しさに心を洗われ、会社を辞めると、ふるさとの済州島に同じ景色を求め、11年前、最初のオルレを作りました。

済州オルレ理事長 徐明淑さん
「済州島の道を全部つなげていくと世界のどこにもない、美しく平和的で文化的で歴史的な道ができると確信しました」

オルレは、癒しを求める韓国の都市部の人たちにうけ、年間200万人が訪れる一大ブームとなりました。 道沿いにはカフェやゲストハウスが1000軒以上も建てられ、その経済効果は「オルレミクス」と呼ばれるほどに。

この人気ぶりが2016年に仙台で開かれた、日韓経済セミナーで紹介されると、議員や知事が動き誘致に成功。 「宮城オルレ」はブランド使用料として、毎年100万円を済州島に支払う一方、韓国人観光客の増加を見込めるというのが大きな狙いです。

唐桑オルレを歩いた韓国人
「すごくきれいでいいと思う。感動しました」

唐桑オルレを歩いた韓国人
「家族や友達ともう一度行きたいです」

ただ、九州も宮城もオルレを運営するのは、韓国のように民間ではなく、あくまで「行政」です。 「家に通じる細い道」を提供する、地元の人たちはどう思っているのでしょう。

唐桑の住民
Qオルレやってるのご存知ですか?
「何だが分がんねぇ」

Qいろんな人が歩いて何やってたか分かる?
「なにやってだか分がんない」

唐桑の住民
「どのようなスケジュールになってるのかよく分からない。道を間違ったのかなと思って」

まずは、オルレの知名度アップと住民の協力が必要不可欠です。

【仙台放送】https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00010001-oxv-l04


これの導入を決めた人達の価値観が理解出来ませんね。
「オルレ」などにブラント価値は無いし、年間100万円を
税金から支出してまでアノ国の観光客に来て欲しいとは。
日本各地にある「ハイキングコース」で良いでしょうに。

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