NYT「尹伊桑が欧州とアジア文化を結びつけた」


(中央右が「尹伊桑」、手をとられているのは「岩城宏之」1986 サントリーホール)

 ニューヨーク・タイムズ(NYT)が生誕100周年を迎える作曲家尹伊桑(ユン・イサン、1917~95)について18日、報じた。クラシック音楽批評家のレベッカ・シュミッド氏はベルリン発の記事で「尹伊桑は人生と作品の両面で欧州と東洋文化の橋渡し役を果たした。中国と韓国の宮中音楽を西洋楽器と形式に落とし込み、人間中心のメッセージを伝えた」と評価した。続いて「今はアジアの伝統音楽を西洋アバンギャルド技法に取り入れる作曲家は多いが、コリアン作曲家の尹伊桑がドイツ・ドナウエッシンゲン音楽祭で管弦楽曲『リアーク(礼楽)』を発表した時は違った。東アジア管楽器の笙簧の音色を管弦楽で表現した彼の試みは画期的なものだった」として尹伊桑の先駆者的な役割を強調した。

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 韓国はもちろん、スペイン、オーストリア、ドイツ・ベルリンやフランクフルトなど欧州ですでに開催済みおよび今後開催される予定の記念音楽会も紹介した。今月9日に慶尚南道統営(キョンサンナムド・トンヨン)で閉幕した統営国際音楽祭、バルセロナで20日(現地時間)に尹伊桑弦楽4重奏1番をスペインで初演する韓国の音楽グループNovus Quartet(ノブース・カルテット)、6月にオーストリア・リンツでデニス・ラッセル・デイヴィス氏が指揮するオーケストラ公演、9月に京畿(キョンギ)フィルハーモニックがベルリンで演奏する作品『リアーク』等の便りを伝えた。尹伊桑のチェロ協奏曲を指揮するデイヴィス氏は同紙のとインタビューで「尹伊桑はその生涯を人々の和合のために捧げた」とし、そこには南北の和解だけでなく韓半島(朝鮮半島)を強制的に占領した日本への寛容も含まれると述べた。

【中央日報日本語版】 http://japanese.joins.com/article/263/228263.html


本人は本当の日帝時代を知っているのにこう考えていたのか?
上の写真のように日本人との交流もあったようなのに。
日帝無ければこんな自分は絶対に無かった事を分かっていた筈。
それを現代人の感覚で最後の青字のような事を書く。
こういうところが本当に嫌いで腹立たしい。

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