日本ロビイスト、ニューヨーク州議会「柳寛順の日」制定の妨害企図



 三・一運動100周年を迎えて米国ニューヨーク州議会が推進している「柳寛順(ユ・グァンスン)の日」制定を日本ロビイストが妨害しようとする動きがあったことが明らかになった。

 ニューヨーク韓人会は8日(現地時間)、同市クイーンズ・フラッシングのタウンホールで記者会見を開き、ニューヨーク州議会で「柳寛順の日」制定決議案が発議された背景とこれまでの過程を説明したが、この席でキム・ミンソン会長が「決議案発議の便りが知らされた後、ワシントンの日本ロビイストが『柳寛順の日』制定を発議したニューヨーク州下院議員室とニューヨーク韓人会に抗議の電話をかけてきた」と明らかにした。

 「柳寛順の日」制定を発議したニューヨーク州議員は下院では韓国系ロン・キム(40)とエドワード・ブラウンスタイン、州上院ではトビー・アン・スタビスキー、ジョン・リウ議員らだ。彼らは全員、民主党の所属だ。

 ロン・キム議員はこの日記者会見場に登場し、「(『柳寛順の日』制定に抗議する)いくつかの団体が連絡してきたのは事実」としながら「彼らが懸念していることが何なのかについて、我々の立場を十分説明し、これは両国間に葛藤をもたらそうとするものではない点を強調してどれも外交的に解決済み」と説明した。

 キム会長も「『柳寛順の日』制定が韓国と日本の葛藤と一緒にされてはならず、人権運動家の業績を賛えてその犠牲精神を広く子孫に伝え、歴史的教訓にしようとこの決議案を準備したと州議会議員を説得中」と話した。

 キム議員は「柳寛順烈士は決してあきらめなかった。その不屈の抵抗精神を賛えようとの趣旨」とし「柳寛順烈士の精神は韓国人の精神であり、さらにはアジア系をはじめ米国に根をおろした全世界の移民者のDNA」と強調した。

 韓国と日本の葛藤構造を強調するよりも普遍妥当な人権問題からアプローチしてこそ米政治人の共感を引き出しやすいという説明だ。このような努力の結果、上・下院議員の相当数が決議案に共感しているとキム議員は伝えた。ニューヨーク州は今月15日、上・下院合同会議(Joint Session)で「柳寛順の日」制定決議案を採択する予定だ。キム議員は「決議案採択作業は順調に進められている」と強調した。

 決議案が採択されれば100周年を迎えた今年3月1日はニューヨーク州次元で「柳寛順の日」に指定される。ニューヨーク韓人会は15日、バスを貸し切りにしてニューヨークから4時間ほど離れたアルバニー州議会を訪問する予定だ。

 キム議員は、「柳寛順の日」制定に加え、教育現場で柳寛順烈士の精神を教えるべきだと主張した。キム議員は「柳寛順烈士の精神は全世界で認められるべき人権に対する問題」とし「柳寛順烈士のことはすべての教室で教えられるべきだ」と述べた。また「日本と韓国で何があったのか我々は知っているが、特定国家を悪者にしようという意図ではない」とし「全世界の若者が柳寛順のリーダーシップを学ぶべきだ」と付け加えた。

 キム議員は2012年末にニューヨーク州の選出職政治家として当選した。1986年に両親と一緒に米国に移民した韓国人1.5世政治家で、来月末に行われるニューヨーク市「公益擁護官」選挙に出馬する意向を表明している。公益擁護官は市長や監査院長とあわせてニューヨーク市の選出職トップ3に挙げられる要職だ。

【中央日報日本語版】https://japanese.joins.com/article/946/248946.html


自国で制定したらいいだろう。アメリカ人に成ったら
アメリカのために、そうでなければ現地の文化や決まりを
守る。当たり前の事が分からないらしい。全くアメリカに
関係の無い者の日を制定。韓国にアフリカ人の同様の人物の
記念日が出来るのか?なぜ他人には押し付ける。

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