【社説】中国が抗議すべきは韓国のTHAADではなく日本のXバンドレーダー

 在韓米軍は昨日、慶尚北道星州郡の旧ロッテ・スカイ・ホテル・ゴルフ場に米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」に関連する必要な機材を搬入し、設置のための作業を行った。作業が行われたのは深夜から未明にかけてだが、これはTHAAD配備に反対するデモ隊との衝突を避けるためだ。これに対して5月9日に投票が行われる第19代韓国大統領選挙に立候補している進歩(革新)系「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表は「THAADの奇襲配備は韓国国民の自決権を押さえ込み、主権を踏みにじる暴挙だ」などと激しく批判した。

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 中国は大韓民国の安全保障をめぐる主権に露骨に介入し、稚拙な報復を今なお本当に行っているが、これに対して韓国の進歩勢力は「主権侵害」という言葉を使って抗議をしたことがあるのだろうか。有事の際には北朝鮮の核兵器やミサイルから韓米両軍の主要施設を守らねばならないが、それこそが最終的かつ本当に韓国の主権を守ることにつながる。ところがその主権を守るためのミサイル配備を主権侵害と言うのは完全に的外れであり、言い過ぎと言わざるを得ない。

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 現在の韓半島(朝鮮半島)情勢は米中協力によって大きく動きつつある。北朝鮮・朝鮮労働党の金正恩(キム・ジョンウン)委員長も圧力を感じているのか、軽々しく挑発行動を取れないようだ。また進歩勢力は「韓国にTHAADが配備されれば中国が協力しなくなる」と主張しているが、現状はそれと正反対の方向に動いている。しかも韓国は中国によるTHAAD報復をさえ少しずつ克服しつつある。当初中国は「THAADレーダーの設置は中国を監視するのが目的」などと主張していたが、これも単なる言い掛かりだった。中国が本当に抗議すべきは韓国に配備されるTHAADのような終末段階のミサイル防衛システムではなく、前方の探知を目的として日本に配備されているXバンドレーダーの方だ。中国は韓国を思い通り操ろうとすべきでなく、また韓国の進歩勢力も中国に同調すべきでない。

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【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/27/2017042701001.html


小学生が先生に怒られ、「僕だけじゃない、XX君も・・」
こんな風に見えますね、青字の部分。
また、韓国はアメリカに対しても、「日本並みにしてほしい・・」
と不満を言います。日本と韓国が同じなわけないだろうに。
前記事の「中国メディアの社説」で指摘された事を心に刻むべし。

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