「『韓国は中国の一部』という見方は19世紀の病める遺物」

 「中国の習近平国家主席が行ったと伝えられる『韓国は中国の一部だった』という発言は、1880年代に形成された中国の『歴史的な病』が130年たっても癒えておらず、むしろ慢性化したということを示している」

 国際関係史研究の大家、金容九(キム・ヨング)翰林大学翰林科学院長(80)は、習主席の発言は個人的な考えではなく、歴史的につくり上げられた中国的思考方式をあらわにしたものだと語った。ソウル大学外交学科で33年にわたり国際関係史を教育・研究してきた金院長は、国際関係を軸にして19世紀後半の韓国史に光を当てた『世界観の衝突と韓末外交史:1866-82』『壬午(じんご)軍乱と甲申政変』『巨文島とウラジオストク:19世紀韓半島(朝鮮半島)の跛行(はこう)的世界化プロセス』などの著書を出版した。

--- 中略 ---

 朝鮮を属国にしようとする中国の政策は、甲申政変(1884年)の鎮圧を主導した袁世凱を、翌85年に監国大臣として派遣することで実行に移された。袁世凱は、朝鮮の高官人事に思いのまま手を加え、清の商人が朝鮮経済を掌握できるようにした上、高宗の廃位を推し進めるなど、日清戦争(1894年)直前に中国へ逃げていくまで、できぬことはない権力を行使した。

 中国による朝鮮属国化の推進は、日清戦争に敗北したことで中断された。しかし中国は、このとき形成された対韓観を捨てなかった。中国が2003年から10年の予定で推進してきた『新清史』は、まだ刊行されていない。金院長は「韓国だけでなく、ロシアなど周辺国の反発や非難を懸念して、内容を調整しているのだろう」と語った。

 中国は10年前から、北京大学や清華大学が資金を出し、英国ケンブリッジ大学が出版する英文の国際関係学術誌(Chinese Journal of International Relations)を通して自分たちの主張を大々的に宣伝している。金容九院長は「韓国も、韓中関係史の正確な実相を捉えた英文学術誌や英文の著述を発行し、韓国の立場を国際社会や学界に広く伝えるべき」と語った。

【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/28/2017042801698.html


よっぽど悔しかったのか? このネタにこだわりますね。
でも事実は認めないと。
自国にもいっぱい証拠は在るのに見えないフリはダメ。
もう手遅れとは思うけど・・嘘なんて続きませんよ。

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