【社説】大韓民国臨時政府100年周年と信じ難い光景



 4月11日は大韓民国臨時政府樹立100周年だった。1919年3月1日に韓民族が一致団結して独立万歳を叫び、4月11日に中国・上海で亡命指導者らが大韓民国臨時政府を宣言した。韓国の歴史上初めて民主共和国を選択した。それからの100年は「奇跡の歴史」だった。臨時政府が樹立されたとき、韓国国民の相当数は餓死を逃れるのに必死だった。窓のない土壁の家で暮らし、住宅街のどぶには汚物やごみがたまって腐っていた。世界で最も貧しく、最も絶望的な植民地だった。解放後は6・25(朝鮮戦争)南侵で国土と国民が台無しになる大惨劇まで起きた。

 ところが全国民が一つになり、信じられない底力を発揮した。大韓民国の経済発展の歴史は、今から振り返ってみても、一つ一つが全て奇跡のようだ。1950年代中盤の時点で60ドル(現在のレートで約6700円、以下同じ)しかなかった国民1人当たりの所得は、昨年3万ドル(約335万円)を超え、国の経済規模は世界第11位になった。人口5000万人を超える国の中で所得3万ドルを超える国は、世界に7カ国しかない。大韓民国を除いたほかの国々は全て、かつての帝国だった。韓国は、産業化に成功した後、民主化まで成し遂げた。100年前に、日本の弾圧を避けて外国で臨時政府を立てるしかなかった指導者らは、この奇跡のような祖国の繁栄を想像できなかっただろう。先人らが今日の韓国を見ることができたら、感激の涙を流すのは疑いない。

 臨時政府100年の記念日は、この「奇跡の歴史」を全ての韓国国民が祝い、記念する日であるべきだった。しかし訪米中の大統領は、代読される記念の辞の1通すら残さなかった。それは難しいことなのか。到底理解し難い。米国議会すら「100年前の臨時政府樹立は韓国の民主主義の土台」だとして、韓米同盟決議案を発議した。文大統領は「2019年は大韓民国建国100周年」だとして強い愛着を示していた。しかし昨年4月の南北首脳会談以降、「建国100周年」は突然姿を消し、肝心の臨時政府100周年の日には記念の辞すら出さなかった。大統領直属の委員会は、ソウル都心に主な独立運動家の大型肖像画を掲げながら、臨時政府の初代大統領だった李承晩(イ・スンマン)は省いた。こんなことがあり得るか。大韓民国を「生まれてはならなかった国」とけなしていた勢力が権力を握り、ありとあらゆる場所で奇跡の歴史を否定し、消し去ることにあくせくとしている。国民が目覚めていてこそ、韓国の奇跡の100年と韓国という国そのものを守ることができる。

【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/12/2019041280053.html


「韓国人」、人を名乗るなら真実を認め、日本のおかげに
感謝し受け入れるべき。この手の話が一番ムカつく。中国から
引き離してもらい、文化文明を与えられ、社会基盤まで
整備してもらった。内戦からのがれ命を助けてももらった。
そんな国を戦犯、強制連行と貶める。これが人のする事?

  にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへ
クリックして下さると嬉しいです。 by ポか~~んコアラ

スポンサーリンク