【社説】法を執行した釜山市長が無法者に謝罪、こんな国がほかにあるのか



 釜山市内の日本領事館周辺から強制徴用労働者像が撤去されて5日後の17日、釜山市の呉巨敦(オ・ゴドン)市長は「来月1日までに像を返還し、100人の市民代表が指定する場所に労働者像をあらためて設置する」と発表した。呉市長はさらに「(像の撤去で)市民や労働者の皆さんに心配をかけたことを謝罪する」とのコメントも伝えた。この「労働者の皆さん」とは釜山市が1カ月前に像を撤去した直後、市庁のロビーや市長室前を3日間にわたり違法に占拠し、警察ともみ合いをした当事者たちのことだ。つまり市長は違法行為を働く者を批判し告発するどころか、逆に謝罪し頭を下げた。釜山市の対応はやや手遅れの感はあったが、それでも労働者像を撤去したのは国として当然やるべき行為だった。ところが法律を執行した釜山市が違法行為者に謝罪し膝を屈した。世の中にこんな国があるだろうか。

 おかしな光景はまだある。呉市長は会見の際「行政執行(撤去)の際に問題がなかったか確認し、今後は同じようなことが起こらないよう徹底して対応する」「何度か遺憾の意を表明したが、この場を借りてもう一度謝罪する」などと引き続き低姿勢を示した。すると呉市長のすぐ横にいた全国民主労働組合総連盟(民労総)の幹部がマイクを取り「受賞の感想を語るようだ」とした上で、4日間にわたる違法行為の成功を祝った。市長は降伏を宣言した敗軍の将、民労総幹部は凱旋(がいせん)将軍だった。なぜこんな事態になるのか到底理解できない。

 世界のどこの国でも見られないこの現象は、単に民労総のためだけではないだろう。法律の上に君臨する民労総の権力を事実上傍観し放置してきた公権力の責任が大きい。国や地方自治体の公権力が自らの責務を放棄しているのだから、民労総が公権力をばかにし、あざけり、侮辱するのはもはや珍しくもなくなった。そのため警察の目の前で公務員をビンタし、警察署の中で他人に暴行を加えて記念写真を撮影し、企業の役員を激しく暴行しながら警察を「刑事野郎」などと脅し、官公署を自分の部屋のように占拠しては備品を破壊するような行為が繰り返されているのだ。

 外国領事館周辺に労働者像を設置するのは法律に違反しているのはもちろん、韓国も批准している「外交関係に関するウィーン条約」にも反している。民労総は「抗日闘争」などと主張しているが、この時代錯誤のコメディーに釜山市は何もできなかった。釜山市長は民労総ではなく大統領府の顔色をうかがったのだろう。無法者が市長から謝罪を受け占拠を取りやめる際、「今回の闘争の経験と計画をしっかりと分析すれば、今後は市側と推進する事案で多くのものを得ることができる」と言い残したという。1万人以上いる釜山市職員たちは今後どうやって自分の仕事をやるのだろうか。

【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/19/2019041980031.html


これを書いたあんた、あんたは自分は違うように思い、
この文章を書いたのだろう。しかし、「強制徴用労働者像」
などと架空の出来事を名にした像を認めているあたり、
そいつらと同じなんですよ。結局みんな同じ、アノ国は。
それでも内容がオモシロかったのは認めます。www

  にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへ
クリックして下さると嬉しいです。 by ポか~~んコアラ

スポンサーリンク