韓国の「純国産ロケット開発」はどこまで進んだ?



2019年10月17日、韓国・ニュース1は、21年に宇宙へ打ち上げる予定の韓国型ロケット「ヌリ号」の開発が順調に進んでいると伝えた。

記事によると、韓国航空宇宙研究院(KARI)韓国型発射体開発事業のコ・ジョンファン本部長は同日、「3段目ロケットエンジンに使用する7トン級認定型液体エンジンが最近、燃焼試験を通過した」と明らかにした。

韓国政府は純国産ロケット「ヌリ号」の開発のために10年から計1兆9572億ウォン(約1800億円)を投じている。ヌリ号は21年2月と10月に宇宙に打ち上げられる予定で、1.5トンの実用衛星を宇宙に送ることができる3段式ロケットだ。

ロケットは電気系統を試験するためのエンジニアリングモデル、ロケット打ち上げ時の衝撃や宇宙環境に耐えられるかを調べる(燃焼試験)ための認定型モデルの製作を経て、実際に発射するフライトモデルが製作される。

コ本部長は「3段あるエンジンのうち2段目は試験打ち上げを通じて全ての認証を通過した」とし「1段目と3段目の研究開発も盛んに進められている。3段目は今年の下半期に認定型モデルで総合的な燃焼試験を行う」と説明した。1段目は75トン級のエンジン4基を束ねる作業を進め、来年下半期から本格的な燃焼試験を始めるという。コ本部長は「ここまでは計画通りに研究開発が行われている」とし「最後の打ち上げまで問題なく終える予定だ」と述べたという。


これに韓国のネットユーザーからは
「絶対成功する!」
「最後まで頑張って」
「研究陣の皆さんお疲れさま」
「素晴らしい成果だ。失敗を怖がらないで。韓国の宇宙開発が成功するよう願っている」
「応援する。政府がもっと支援してくれたらいいな」
など温かいコメントが寄せられている。

一方で
「あまりにも遅い」
「もう少し早く打ち上げられないの?」
「1段目が一番難しい。打ち上げはまだまだ先だね」
などのコメントも見られた。(翻訳・編集/長居)

【Record China】https://www.recordchina.co.jp/b753096-s0-c10-d0149.html


アノ国が何かを「開発」と言い出した時、いつも不思議に思うのですが、そのために充てられる、充てられた資金が極端と言ってもいいぐらい安い。このロケットも2010年から約10年で1800億円。こんなものなのですかねぇ?

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