【社説】「K-POPの国がなぜこんなに革新できないのか」というブルームバーグの嘆き



韓国は驚異的な国だ。世界を騒がせるK-POPは世界の青年の文化コードになった。韓国の化粧品も合わせて有名になった。韓国のITは半導体とスマートフォンで世界を席巻した。すべて韓国の魅力だ。こうした驚異的な国が外信の嘆きの対象に転落した。世界的経済専門メディアのブルームバーグは先週末、「K-POPの国がなぜ革新に失敗したか」(How Can the Land of K-Pop Fail to Innovate?)というコラムを掲載した。この記事には韓国に対する愛情とともに遺憾と嘆きがあふれている。

いったいどうしてこのように先端を走って輝く韓国が世界的革新の流れから遅れているかということだった。その上でいまの韓国の残念な境遇を一度振り返れとした。まず韓国にはアリババの巨大フィンテック企業アントフィナンシャルがないと指摘した。韓国にも企業価値10億ドル以上のユニコーンがいくつかあるが、中国の無数のユニコーンと比較すれば赤子にすぎない規模としながらだ。さらに残念なのは韓国の投資家が努力ばかりして成果は上げられないのと違い、経済力が韓国より大きく遅れているインドネシアでも大型スタートアップを生み出しているという現実だ。一言で韓国は米国や日本のような先進国は言うまでもなく、韓国が一時大きく先を進んでいた中国やインドネシアのような東南アジアの国より革新経済で遅れているという痛烈な指摘だ。

ブルームバーグはまた、フィリピンのマニラから欧州のパリ、米サンフランシスコまで世界のどこへ行ってもウーバーのような配車サービスが可能だが、韓国は例外だと嘆いた。むしろ韓国では配車サービスを展開すれば、「タダ」の創業者イ・ジェウン氏のように経営者が検察に起訴されるのが現実だとしてだ。ブルームバーグは起訴のまさにそのタイミングで文在寅(ムン・ジェイン)大統領がある行事に参加し革新の重要性を声を張り上げ叫んでいたというコメディのような状況も漏らさず紹介した。

この新聞は「米中」「韓日」2つの貿易紛争に同時に巻き込まれた韓国の境遇から見る時、文在寅政権が配車サービスのようなシェアリングエコノミー革新を妨げる「レッドテープ(規制)」を果敢になくしそうだったが現実はそうではないと指摘した。さらにインドネシアのタクシー型配車サービスのゴジェックが同国最大の雇用企業に成長した現実をイ・ジェウン氏が起訴されたこと対比し、韓国では革新に対する抵抗が大きいと指摘した。

さらにシェアリングエコノミー時代には財閥基盤の成長モデルがこれ以上通用できないという点も指摘した。その上で文大統領にこのように注文した。「韓国の革新企業をそのままにしてあげなさい」と。外信すら韓国をこのように心配し、国内ではチャン・ビョンギュ第4次産業革命委員長が「文政権は親企業でも反企業でもなく無企業」と絶望したほどに韓国は革新危機に陥っている。どうか警告と助言に韓国政府が耳を傾けることを望む。

【中央日報日本語版】https://japanese.joins.com/JArticle/259443


外見を整える事しかしないからでしょう。

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