「見たいものしか見ようとしない」ハリス米大使の偏見と無礼



 国を代表して派遣される外交使節である特命全権大使は、両国をつなぐ架け橋だ。「外交の花」である。職業柄、(意見が)同じところを追求し、異なる点はひとまず認める「求同存異」が求められる。自国には駐在国の世論や状況を愛情を込めて加減なく報告し、駐在国に何かを求める際には、配慮と外交的レトリックに基づいて伝える。バランス感覚や洗練さ、配慮、節制に裏付けられた言動は、大使の魂である。ところが、ハリー・ハリス米国大使は大使が何をする者なのかを就任17カ月が経った今でも分かっていないようだ。言動に傲慢や無礼、偏見、無知が現れている。

 ハリス大使は、「(日本の)輸出規制やホワイトリストの排除について、争点は韓日間の歴史問題だ。これが経済問題に広がった。大きな違いがあるとすれば、韓国がこの問題を再び安保の領域まで拡大したということだ。韓国に失望した」と語った。19日、「聯合ニュース」とのインタビューで「GSOMIA(韓日軍事情報包括保護協定)が(23日0時に)失効しないことを強く望んでいる」として、このように述べた。米政府の方針がGSOMIA(延長)を支持することだから、「失望」するのも無理はないかもしれない。

 ところが、「失望」の論拠が間違っている。「問題を安保領域に拡大」したのは、韓国政府ではなく日本政府だ。日本の安倍晋三首相は7月21日、参議院選挙直後の記者会見で、輸出規制措置は「安全保障にかかわる貿易管理のためのものだ」と述べた。「安保」を先に問題視したのは安倍首相の方だ。しかも、その歴史が長い。2012年に政権を獲得した彼は「防衛白書」の韓国関連項目で「価値の共有」(2015年)→「利益の共有」(2018年)→「未来志向」(2019年)という表現を次々と削除した。韓国は日本の親しい同志からただの取引相手を経て、これからは一緒に未来を論じることもできない他人に格下げされた。ハリス大使の主張は無知でない限り、“見たいものしか見ようとしない”偏見の表れだ。

 ハリス大使は7日、イ・ヘフン国会情報委員長を官邸に招待した。招待の理由は事前に知らされなかったという。イ・ヘフン委員長は、「委員長に就任してから11カ月で初めて顔を合わせるため、『セイ・ハロー』(挨拶を交わす)程度のものだと思い、軽い気持ちで」行った。昼食会でも夕食会でもなく、午後2時から30分ほど続いたお茶会で、ハリス大使は「『お会いできて嬉しいです』とあいさつをして席に座るやいなや、(防衛費分担金で韓国が)「『ファイブ・ビリオン』(50億ドルを出せすべきという)話」を繰り返したという。イ委員長は「数えたわけではないが、およそ20回以上」だったと伝えた。イ委員長が話題を変えようとしたが、ハリス大使は再び「ファイブ・ビリオン」を口にした。イ委員長は「戸惑いが大きかったし、かなり驚いた」とし、「数十年間、多くの大使に会ってきたが、このようなケースは初めてだ」と語った。米国大使が、大韓民国の国会情報委員長に傲慢で無礼な態度を取ったのだ。

 ハリス大使は外交界で悪名が高い。「考えたことをそのまま言うし、言い方がきつい」とか、「話をしているうちに、『この人は嫌韓論者なのか』と思うほど」とか、「総督のように振舞う」などの酷評が記者たちにも伝わってくる。

 しかし、米国大使は、韓国の唯一の同盟である米国のドナルド・トランプ大統領の代理人だ。敵対関係と核問題でもつれた朝米を率いて恒久的平和に向かう「冷戦の峡谷」を突破するためには、「最悪の米国大使」を制御する韓国民主主義の力が必要だ。韓国政府と国会の知恵と共に、市民社会の声が切に求められる。

【ハンギョレ新聞日本語版】http://japan.hani.co.kr/arti/politics/35023.html


聞きたくない事、見たくない事を自分の妄想や願望と置き換え、それを事実として認識する。そんな彼らが言う「無礼、偏見、無知」っいったい・・・ それにあんたら流では上の者は下の者に何をしても良いのでしょう?

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