【コラム】「種族主義」という韓米両国の宿題
「近代化:世界化=西欧化:米国化」という関係が成立する。この等式で「:(コロン)」は漢字語で対だ。「近代化=世界化=西欧化=米国化」と表現することができる。
19世紀、20世紀に日本は「近代化=西欧化」という国際政治的な時代的圧力に機敏に適応して対応した。朝鮮と中国がどたばたして甲論乙駁する間、日本は東洋で最も速かに自らを西欧列強と同じ帝国主義国家に変えた。帝国主義の日本は韓国に癒えない傷を残した。
韓国の指導層と一般国民は本能的に、あるいは意識・無意識に刻印された歴史的な記憶によって「近代化=西欧化」の2.0バージョンといえる「世界化=米国化」にほとんど無条件に賛成した。韓国で世界化に対する批判の声は他の国と比べてあまり聞かれなかった。日本のおかげだ。国権喪失の痛みを二度と経験しないためには何をどうすべきかについて共感があったからだ。
半面、「近代化=西欧化」の成功にまだ酔っている日本は、大韓民国と比較すると「世界化=米国化」時代の要請に対応がやや不十分であるようだ。それで日本人は韓国人に比べて英語があまりできない。また、日本首相の対韓攻撃は期待ほどの成果を上げられずにいる。
--- 日本に関係無く、何を言ってるのか分からないので以後省略しました ---
【中央日報日本語版】https://japanese.joins.com/JArticle/260289
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「私が初めて朝鮮を訪れたのは1909年、ある日本の産業家に技術案件を助言するためであった。当時の朝鮮人は、アジアのどこにでも見られたような、この上なく無残な状態であった。法も秩序も殆どなかった。
庶民は、ろくに食べておらず、ろくな衣服を着ておらず、粗末な家に住み、殆ど家財も持っていなかった。衛生設備はなく、汚らしさと卑しさが国全体を覆っていた。道路は殆ど通じておらず、通信施設、
教育施設は乏しかった。陰鬱な景色に殆ど1本の木さえ見られなかった。泥棒や強盗が跋扈していた。」
「日本統治の35年間に、朝鮮人の生活は革命的に向上した。全く将来性がなかった朝鮮人という人材から、日本人は秩序を確立し、朝鮮に港湾、鉄道、道路、通信手段、立派な公共建築物、
大きく改善された家屋をもたらした。衛生施設を設け、農業の改善を教えた。北朝鮮に巨大な肥料工場を造り、国民の食糧事情を合理的水準にまで引き上げた。裸の山には植林を行った。
普通教育の制度を設け、技能を高めた。朝鮮人が着ていた埃まみれの汚れた冴えない衣服も、清潔で綺麗な色の衣服に取って代わった。」
「朝鮮人は日本人と比べ、政治運営や事業運営に劣っていた。このため、或いは何等かの意図された理由のため、日本人は主要な経済的・政治的位置を全て占有することとなった。このため、
1948年に朝鮮人が自治を達成した時、殆どその用意がなかった。
フーバー元大統領は、日本人でも朝鮮人でもない第三者であり、彼の記述が冒頭の問いに対する回答となるだろう。日本人は、朝鮮に「感謝」という貸しがあり、その「感謝」も、誠実なものでなければならない
。朝鮮は、石器時代の惨めさから抜け出し、現代の様々な制度・インフラの恩恵を得ているのである。
三郎太
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