「彼らを地獄へ送る手助けをしたという後悔がある」


「小島晴則 氏」

 「北送船に乗った瞬間、在日韓国人にとっては地獄が始まったのです。当時は日本のあらゆる新聞やテレビが、北朝鮮は地上の楽園だと宣伝していて、そのことが分かりませんでした」

 1959年から在日韓国人の北送船が新潟港をたつたびに現場を取材し、「新潟協力会ニュース」を作って配ってきた小島晴則さん(88)=写真=は、悔恨に満ちた姿だった。小島さんは3年前、北送事業が行われた現場を伝える『写真で綴(つづ)る北朝鮮帰国事業の記録 帰国者九万三千余名 最後の別れ』というタイトルの資料集を出版した。

 新潟市の自宅で会った小島さんは「結果的には私が彼らを地獄へ送る手助けをした、という悔やみがある」と語った。

 共産党員だった小島さんは、在日朝鮮人帰国協力会の新潟支部で事務局長を務め、「新潟協力会ニュース」の実質的な編集長として活動した。「月に3回ほど帰還事業関連の新聞を発行した。新潟港から去っていく彼らを写真に撮り、記事を書き、およそ5000部を刷って各界に送った」

 小島さんが変わったのは、60年代に3週間、北朝鮮を訪れた後からだ。「北朝鮮の体制は、豊かに暮らしているというけれど、そうではなかった。人の顔はうそをつかない。行って、会ってみると、みんな栄養失調の顔をしていた」。小島さんは戻ってきて、帰国協力会の活動をやめた。共産党からも脱党した。97年からは、北朝鮮によって拉致された女子中学生の横田めぐみさん救出のため活動している。

 小島さんは、在日韓国人北送事業が日本社会でこのまま忘れられてはならないという思いから、自分が編集していた新聞と写真を集め、資料集を出した。

 小島さんは「帰還事業は在日韓国人だけでなく、日本人妻や子ども、およそ6000人も関連している事件」だとして「日本人拉致問題だけが重要なのではない。9万人が地獄にいるのに知らないふりをしたら、安倍首相は嘲笑されるだろう」と語った。

新潟=李河遠(イ・ハウォン)特派員

【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/13/2019121380113.html


日本と日本人の益を第一に考えるのが日本国総理です。恥じる事はありませんが、もし恥じるとしたら、自力で取り戻せない事でしょう。

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