母親と同棲女性を殺害、8年後に犯行発覚 /釜山
病気の母親を殺害し、財産と基礎年金を奪ったほか、同棲中の女性まで殺害した男(48)の犯行が8年後になって発覚した。
調べによると、容疑者は18年前、工事現場で腰を痛め、障害者認定を受けた。その後仕事ができず、生活に困窮。2009年6月には足が悪くて入院していた母親(当時66)を「別の病院に行こう」と自分の車で連れ出し、山で首を締めて殺害した。容疑者は母親が住んでいた賃貸物件の保証金2400万ウォン(約236万円)を受け取ったほか、今年2月まで母親が生きていれば受け取るはずだった基礎年金1100万ウォンを不正受給した。
容疑者は別の殺人事件を起こしたことで、母親の殺害も明るみに出た。11年8月、容疑者は約8年同棲していた女性(44)と生活費の問題でトラブルになり、女性の首を締めて殺害し、遺体を海に捨てた。女性の家族が捜索願を出したが、容疑者は行方をくらまし、犯行の証拠も見つからなかった。
捜査を継続した警察は今年2月、容疑者の母親が長期間行方不明になっている事実をつかみ、金融口座の追跡を開始した。警察は慶尚南道昌原市でホームレス生活を送っていた容疑者を逮捕して取り調べたところ、母親殺害を自供した。
容疑者は同棲中の女性を殺害した容疑については、「友人宅に行った後、連絡が途絶えた」と否認したが、その後機械分析でうそが判明し、犯行を認めた。
釜山=権慶勲(クォン・ギョンフン)記者
【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/06/30/2017063001245.html
調べによると、容疑者は18年前、工事現場で腰を痛め、障害者認定を受けた。その後仕事ができず、生活に困窮。2009年6月には足が悪くて入院していた母親(当時66)を「別の病院に行こう」と自分の車で連れ出し、山で首を締めて殺害した。容疑者は母親が住んでいた賃貸物件の保証金2400万ウォン(約236万円)を受け取ったほか、今年2月まで母親が生きていれば受け取るはずだった基礎年金1100万ウォンを不正受給した。
容疑者は別の殺人事件を起こしたことで、母親の殺害も明るみに出た。11年8月、容疑者は約8年同棲していた女性(44)と生活費の問題でトラブルになり、女性の首を締めて殺害し、遺体を海に捨てた。女性の家族が捜索願を出したが、容疑者は行方をくらまし、犯行の証拠も見つからなかった。
捜査を継続した警察は今年2月、容疑者の母親が長期間行方不明になっている事実をつかみ、金融口座の追跡を開始した。警察は慶尚南道昌原市でホームレス生活を送っていた容疑者を逮捕して取り調べたところ、母親殺害を自供した。
容疑者は同棲中の女性を殺害した容疑については、「友人宅に行った後、連絡が途絶えた」と否認したが、その後機械分析でうそが判明し、犯行を認めた。
釜山=権慶勲(クォン・ギョンフン)記者
【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/06/30/2017063001245.html
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