慰安婦被害者と面会の元独首相、涙で「日本は責任意識ない」



 「戦争という残酷な歴史の犠牲者とお会いし、胸が痛い。戦争で犠牲になった女性たちのことを世界は知らなければならない。皆さんは人権を実現しており、過去ではなく未来のための歴史を刻んでいる」

 ゲアハルト・シュレーダー元独首相が11日、旧日本軍の慰安婦被害者が共同生活を送る「ナヌムの家」(京畿道広州市)を訪れた。自叙伝の出版に合わせて来韓したシュレーダー氏は、元慰安婦のおばあさんたちと面会。おばあさんたちを慰めるために1時間ほど時間をつくったという。

 シュレーダー氏の母国ドイツは、第2次世界大戦でホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を引き起こした。ドイツはことあるごとに全世界に向けて、ホロコーストを反省し謝罪する姿勢を示している。

 午後3時、ナヌムの家に到着したシュレーダー氏は、入り口にある故人5人の胸像を厳粛な面持ちで見詰めた。「ここにいるキム・ハクスンさんは1991年、慰安婦被害者だったことを初めて公表した方」とアン・シングォン所長が説明すると、同氏は深くうなずいた。そしてお下げ髪にチマチョゴリ(韓国の伝統衣装)姿の少女像の手をなでた。慰安婦犠牲者らの追悼碑に花をささげて黙とうし、日本軍慰安婦歴史館も見学した。

 シュレーダー氏はナヌムの家で生活する9人のうち4人と面会した。4人は全員90代で、口々に「遠い所わざわざいらしてくださり、ありがたい」と言ってしわだらけの手を差し出して握手した。イ・ヨンスさん(90)は少女像バッジをシュレーダー氏の胸に付けた。歩行器を使っている李玉善(イ・オクソン)さん(91)は「私たちが死ぬ前に慰安婦問題が解決するよう助けてほしい」と話し、自分が付けていた「記憶のブレスレット」をシュレーダー氏の手にはめた。シュレーダー氏の目にも涙があふれた。

 シュレーダー氏は「皆さんが望んでいるのは復讐や憎悪ではなく、日本が過去を認めて謝罪することだと聞いた。生きていらっしゃる間にそれが実現することを切に願う」と話した。また『アンネの日記』の主人公アンネ・フランク(1929-45)の写真入り額縁を贈った。シュレーダー氏は「ホロコーストとは異なるが、皆さん個人が受けた犠牲と苦痛は決してそれに劣らないと考える」と述べた。また、支援の足しになればと1000万ウォン(約96万円)を寄付した。おばあさんたちは故キム・スンドクさん(1921-2004)が描いた絵などが入っている冊子と少女像の模型を手渡した。

「いいや、ズバリそれ。『切り刻んで食べてやりたい』とまでほざいたババアもいた。」


 シュレーダー氏は、反省と謝罪をおろそかにする日本の態度について批判した。同氏は「日本がこうした暴力の被害に遭った女性たちに謝罪できるのなら歴史に対する責任意識があるといえるが、いまだにその勇気が持てないようだ」と指摘した。また「元慰安婦の女性たちをノーベル賞候補に推薦しようという動きがあると聞いたが、十分にその資格があると考えており、積極的に支持する」とも述べた。

 「こんなに大きな苦痛を受けた方々のことを考えると涙が出る」と言いながら芳名帳に記帳したシュレーダー氏は、おばあさんたちの手を取って別れを惜しんだ。

広州= クォン・サンウン記者

【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/11/2017091102748.html



「小泉総理時代のサミットで。左から、シラク仏大統領、シュレーダー独首相、
プーチン露大統領、ブッシュ米大統領」


「2002年、日本でのサッカーW杯観戦のため、カナダでのサミット後に
小泉首相と日本の政府専用機で急遽来日。小泉さん真実を伝えて下さい。」


ドイツ人て切れ者のイメージがあったけど、こんな嘘に
丸め込まれるの?しかしこのババアと取り巻きには憎悪を
覚える。よくこんな嘘を堂々と。それも放置している日本政府
の責任でもある。ハッキリ「韓国は嘘をやめろ」と安倍総理
自らが世界に向けて語るべきだ。

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