幻に終わった「在韓邦人退避訓練」――防衛協力に及び腰の日本政府



 朝鮮半島情勢の緊迫化を受け、米国防総省が防衛省・自衛隊に対し、韓国在住の米国人を国外へ退避させる「非戦闘員退避活動(NEO)」の訓練参加を求めていたことが分かった。日本側は首相官邸とも協議した結果「国民を刺激しすぎる」と判断し、日米共同訓練は幻に終わった。

 結局、在韓米軍は10月下旬、韓国駐留の米兵家族らを在日米軍基地へ退避させる訓練を単独で実施。日本への要請はこれに先立つもので、具体的にはソウルの日本大使館員らを米軍機で日本へ輸送し、自衛隊が日本国内での搬送を担う計画を打診した。訓練でも自衛隊受け入れを拒否する韓国に配慮した米軍の苦肉の策だったが、日本側はそれでも見送った

 韓国在住の日本人は長期滞在者3万8000人、旅行者1万9000人の計5万7000人。自衛隊幹部によれば「有事の際、米国から見て日本はピストン輸送の重要な拠点。米軍にとって自衛隊との連携は不可欠だが、日本の備えは不十分だ」と懸念する。日米両国政府は防衛協力指針でNEOの協力を約束しているものの、その内実は及び腰。民間航空機での輸送を想定している在韓日本大使館の「緊急事態対処マニュアル」など画餅に終わりかねない。

【選択】https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171221-00010000-sentaku-soci


何を、誰に遠慮するのか?
自国民や同盟国民を避難させる、当然の行為でしょう。
これに難癖つけるなら、敵国または敵国の工作員。
日本人の避難を米軍に頼るのに、これはやるべき事。
アノ国に赴任・旅行する人は助けてもらえないかも。

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