韓国は朝鮮半島南北統一でも日本を財布にするつもりだ



 平昌五輪開会式で、朝鮮半島を描いた「統一旗」を掲げた合同入場などで南北は合意している。ともすれば韓国でも日本でも「南北統一」が理想論として掲げられるが、その裏側にはどんな思惑があるのか。ベストセラー『呆韓論』の著者・室谷克実氏と加藤達也・産経元ソウル支局長が「韓国リスク」について語った。


■ 統一なら「日本から何兆円」

加藤 韓国人は本当に南北統一したいのでしょうか?

室谷 統一については「反対」とは言えない社会的雰囲気が支配している。韓国人は日本人と話すと、だいたいは愛国者になり統一を心から願う人になってしまいます。でも、私の実感としてはほとんどの人は統一したくないと思っているのではないでしょうか。

 もちろん、本当に統一したいと思っている人もいる。従北派左翼はもちろん、財閥の偉い人たちもです。なぜなら安い労働力が使える。新たな奴隷ができるというわけです。

 今でも韓国には“奴隷”がいますからね。知的障害者などを売り買いして、塩田で働かせるなどしています。

加藤 単純肉体労働をやらせていますね。塩田は重労働だから、現代韓国人はやりたくない。それを安く買い取った労働力にやらせている。これも社会問題になりました。あれは全羅南道の塩田でのことでしたか。

室谷 全羅南道、金大中の出身地です。その塩田のあたりに金大中は一時、住んでいたというのに、彼は奴隷のことなど何も言いませんでした。それでも金大中は人権派大統領と呼ばれていましたね。

加藤 南北統一の話に戻すと、社会的な地位の高い人というのは、建前か本音かわかりませんが、しきりに統一すべきだと言いますよね。

 5、6年くらい前だと思いますが、私がまだ駐在したての頃、朝鮮日報が主催の「統一」に関する大きなシンポジウムが行われたことがありました。そこには偉いとされる学者が出てきていましたが、不思議なことにすでに統一が確実視されることが前提になっていた。統一のためのノウハウや方向性は誰も議論しない。じゃあ統一のための金はどうするのか? どこから引っ張ってくるのか? と不思議に思いますよね。

 でもそれは「日本から何兆円」と、勝手にソロバンをはじいていました。

室谷 まあそうでしょう。

加藤 室谷さんが指摘されたように財閥の幹部は、統一が金儲けにつながると考える。そして知識人は統一の際は日本から金が引き出せると考える。取らぬ狸の皮算用をそこでやるわけです。彼らの統一シンポジウムは、シミュレーションをして弊害を考えてみるとか、そういう細かい作業ではなくて、「金が必要だったら日本から何兆円」と、そういうことを話し合う場になってしまっていましたね。

 無責任といえば無責任だし、お気楽と言えばお気楽。

室谷 なぜ日本が何兆円も出すのか。彼らの論理からすれば「責任があるから」(笑)。

加藤 最近は南北分断についてアメリカの責任も言い始めていますから、その論法でいけば今後アメリカにも何兆円かのうちの6割くらい出せと言いかねない。アメリカは怒るでしょうね。朝鮮戦争で守ってやって、何万人という米軍兵士が死んでいるのに、ふざけるんじゃない、ということになるでしょう。


■ 妄想の「平和」と金勘定

加藤 韓国の言う「平和」は難しいですね。政治家にしても、ジャーナリストにしても、言葉が上滑りして、響いてくるものはなかった気がします。すごく高名なジャーナリストが「南北の朝鮮半島の平和のために」などと言うわけですが、ものすごく言葉が軽い。

室谷 詰めていくと何もない。

加藤 何もない。例えば、中東和平のニュースなどが韓国でもたまに伝えられるわけです。彼らはほとんど中東のことなど関心がありません。日本は読者の水準が相対的に本当に高いですし、編集側も知識レベルが高いと思いますが、韓国の新聞の国際面はほぼ中身がありません。

 そういう状況の中で中東和平の話が出ると、最後に必ず「これによって和平が成功した場合、経済的価値が○○億ドル出ます」という金の勘定の話になるわけです。記事の最後にほぼそういうものが出てくる。平和は入り口であって、それによって得られる果実のほうにすぐに目がいく国です。だから、実のある議論は出てこず、上滑りのものになっていると思います。

室谷 統一して、産業がフル稼働するとGDPが10倍になるとか、そういうことを言いますね。

加藤 そうです。そして、統一すれば人口が7500万人になるからアジアの大国になるのだという妄想を描くわけです。

室谷 いやでも、あの国はみんな妄想だから(笑)。軍用ヘリコプターのスリオンをつくって、これが輸出されると何兆ウォンになるという妄想もあった。輸出する前に次々と欠陥が明らかになり、製造停止になり、メーカーの社長は粉飾決算や贈賄などの容疑でお縄になってしまいましたが。

 話を戻すと、文在寅グループは日本の共産党や旧社会党というか、日本のマルクス主義者たちが言っている平和観に近い。つまり、左翼=進歩的=平和主義という図式がある。そして、アメリカ帝国主義は悪なる勢力だということになる。

加藤 やはり妄想ですね。

室谷 妄想、思い込み。瞬間的な妄想ではなくて、長年かけて刷り込まれ、それを土台にしてドンドン膨らませていく妄想なのです。

加藤 妄想も夢を見るのもタダですが、経済発展はタダではありません。原資がいるでしょう。彼らはそれも自分たちの意志が生み出したものだと思っていますね。その意志の根源というのは、実は朴槿恵のお父さんの朴正煕元大統領です。朴正煕の政治スローガンは「なせば成る」という言葉だったわけですが、韓国語で「ハミョンテンダ」という。しかし「なせば成る」って、その原資はどこからくるのか、という疑問が残る。

室谷 それは日本からくる、と。

加藤 そうなのです。そこのところがすっぽり抜け落ちたまま「ハミョンテンダ」。「できたのだから、またやるぞ」というのですが、財源手当てゼロのまま。そしてまた日本が金を出す。


■室谷克実(むろたに・かつみ) 評論家。1949(昭和24)年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業後、時事通信社入社。政治部記者、ソウル特派員、宇都宮支局長、「時事解説」編集長などを歴任。2009年に定年退社し、評論活動に入る。著書に『呆韓論』『ディス・イズ・コリア 韓国船沈没考』(産経新聞出版)、『悪韓論』『日韓がタブーにする半島の歴史』『韓国は裏切る』(新潮新書)、『朝日新聞「戦時社説」を読む』(毎日ワンズ)、『崩韓論』(飛鳥新社)など多数。

■加藤達也(かとう・たつや) 元産経新聞ソウル支局長。1966(昭和41)年、東京都生まれ。91年、産経新聞入社。浦和総局、夕刊フジ報道部を経て99年から社会部で警視庁(公安・警備部門)、拉致問題などを担当。2004年、韓国・延世大学校で語学研修。社会部、外信部を経て10年11月からソウル特派員、11年11月、ソウル支局長。14年10月から社会部編集委員。支局長当時の14年8月、セウォル号事故当日の朴槿惠大統領の「空白の7時間」について産経新聞のインターネットコラムで論評。直後から15年4月まで出国禁止に。14年10月に「大統領への名誉毀損罪」として韓国で起訴されたが、15年末ソウル中央地裁が「無罪判決」を下した。公権力に不都合な記事を書いた外国人特派員を刑事訴追するという暴挙に出た韓国の実態と裁判の全貌を当事者が明らかにした著書『なぜ私は韓国に勝てたか 朴槿惠政権との500日戦争』(産経新聞出版)は、第25回山本七平賞受賞。

【産経ニュース】http://www.sankei.com/premium/news/180127/prm1801270009-n1.html


やはり妄想の中で生きているのですね。
しかし加藤さん、韓国語が理解出来て、間近でそんな会合を
目の当たりにした時、よく耐えれたな。w
自分なら笑いが堪えられない。偉いとする者が真顔で・・
www

  にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへ
クリックして下さると嬉しいです。 by ポか~~んコアラ

スポンサーリンク