北境界から10キロ、田舎道に置き屋街ヨンジュコル



 【江陵(カンヌン)11日=三須一紀】オリンピック(五輪)に欠かせない話題の1つに「性事情」がある。冬季のため地方で行われている平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)でも、夜は飲めや歌えや、関係者や観戦客がどんちゃん騒ぎしている。韓国の風俗事情を取材するため、最も北朝鮮に近い風俗街があるパジュ市ヨンジュコルや、02年サッカーW杯日韓大会で人気だったソウル市の風俗街「清涼里(チョンニャンニ)588(オーパルパル)」などを歩いた。

 田舎道を車で走っていると突然、ぽつんと小さな商店街が現れた。同エリアの川沿いの一角だけが、ぼんやりピンク色に浮き上がっている。ソウルから北へ約1時間30分。北朝鮮との軍事境界線からわずか10キロ余りの「ヨンジュコル」がこつぜんと現れた。

 川沿いの低地へと続く入り口に、次々と車が吸い込まれていく。眼前に広がったのは置き屋スタイルの風俗街。建屋の道路側は全てガラス窓で、ショーウインドーのよう。その中に女性が待機している。

 「オッパー、ヨギワヨ~(お兄さん、ここ来てよ)」と笑顔で手招きした。中には仏頂面で客引きをしない女性もいる。20代、30代、40代とさまざまに見えた。氷点下の夜、男性客は降車せず徐行で置き屋街をぐるぐると回り、店を選んでいた。客引きのため、店舗前の道路に「減速帯」を作り、車をゆっくり通らせようという工夫まであった。

 法律で売春は禁止されているが、女性は韓国全土から集まっている。話を聞いた女性は第2の都市、釜山から来ていた。料金は30分10万ウォン(約1万円)が相場だが、日本人の場合は倍を提示する店もあった。

 「ヨンジュコル」は、朝鮮戦争時に米軍相手に商売を始めたことが発祥。60、70年代の最盛期には1000人もの女性が働いていたという。04年に政府が「性売買防止法」を制定し、ソウル市内の規制が厳しくなった関係で、こちらに女性が流れたことも。現在は、北朝鮮に近いこともあり、韓国軍の基地が多く、その兵士たちがお得意先となっているという。

 一方、五輪と双璧をなす世界イベント、サッカーW杯の02年日韓大会時に多くの客を集めたソウル市内の「清涼里588」は、ロッテの再開発事業により16年ごろから置き屋の撤去が始まり、現在では壊滅状態だった。シートに覆われてもかつての風俗街の面影はある。「人間は撤去の対象ではない」「行動を起こして権利を勝ち取ろう」と、売春業界の権利を訴える横断幕も目立った。

 同市内でも営業している置き屋街は「彌阿里(ミアリ)」。ここはガラス窓が黒いため、中は見えない。代わりに年配女性が客をつかまえ、店に連れて行くスタイルだ。

 世界の祭典と切っても切れない関係にある風俗問題。24時間眠らない大都市東京で行われる20年大会の対策が、注目されそうだ。

【日刊スポーツ】
https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/general/news/201802120000144.html


やっているとは予想出来ますが、やっぱり。
日本人なら料金は二倍。30分2万円。風俗店の適正料金は
分かりませんが、これは高いでしょう。しかも日本人相手
なら性病罹患者をあてがうなんて普通にやるでしょう。
こんな所まで行って利用する "やつ" も "やつ" ですが。

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