韓国女性家族相の「性奴隷」発言は、大問題だ



こういう発言を見逃すべきではない。

韓国の鄭鉉栢(チョンヒョンベク)女性家族相が国連の女子差別撤廃委員会で、「慰安婦問題」について触れた際、「性奴隷」との表現を用いたというのだ。

私は『「リベラル」という病』でもはっきり書いたように、「慰安婦」であった人々が単なる売春婦であり、同情する余地は全くないとの見解には立っていない。名誉や尊厳を傷つけられた人々には同情するのは人間として当然のことだと思っている。

しかしながら、嘘はよくない。日本兵が武器を用いながら女性達を無理矢理連行したというイメージが流布されているが、それは事実に反する。吉田清治なる人物が全く虚偽の物語をでっち上げ、こういうイメージが流布しているが、こういう事実とは懸け離れたイメージに基づいて日本が「反省」するのは間違っている。

拙著でも繰り返し論じたように、歴史的問題で重要なのは「和解」に向かう意思だが、この慰安婦問題に関して、日本は「和解」への道を歩もうと努力を続けた。しかしながら、「和解」よりも「反日」を優先させ、何度も「和解」への道を歩むことを拒絶してきたのが韓国なのだ。

日本でも奇妙な「リベラル」が存在していて、「何度でも謝り続ければいい」、「相手が誠意を感じないような謝罪をしている日本が悪い」と日本を非難し、挙げ句の果てには、韓国人にあったら、まずは歴史問題についての謝罪から挨拶をはじめるなどと言い出す内田樹氏のような「リベラル」まで存在する。

重要なのは、事実に基づく話し合いであり、「和解」への意思のはずだ。この鄭鉉栢(チョンヒョンベク)女性家族相は、過去にこのような発言もしている。

「ワシントン、ニューヨーク、ベルリンで慰安婦問題に関する国際会議を開くなどし、効果的に日本に圧力をかけねばならない。われわれだけの問題ではなく、戦争と女性の人権にからんだグローバルな問題だ」(産経新聞)

女性の尊厳が傷つけられた事例について研究するのは当然だが、まるで日本軍のみが性の問題で極悪非道な軍隊であったということは、事実に反する。各国の軍隊が性の問題を抱えていた。事実に基づく研究ではなく、日本を不当に貶めることを目的とする研究や発言に対して、日本が反論するのは当然のことといわねばならない。

また、この鄭鉉栢氏は国際情勢についても奇怪な見解の持ち主であるようだ。あるシンポジウムで彼女は次の用に述べている。

「アメリカや日本などだけを対象とした外交で朝鮮半島の平和の実現が困難になった場合、私たちは批判の声をあげる必要があります。特にアメリカあるいは周辺国が南北朝鮮の友好関係に介入した場合、私たちはさまざまな方法で、韓国および海外の世論を動員するための宣伝役をはたさなければなりません。」 2006年 女性平和基金 シンポジウムでの発言 http://www.wpf.gr.jp/invite/3329

独裁者が支配する北朝鮮の脅威を全く認識出来ていないのみならず、まるで米国や日本の外交によって、本来は平和な朝鮮半島に混乱が生じるかのような言い方だ。世論を喚起することすら不可能な、自由の全く存在しない北朝鮮に暮らす人々の人権状況に思いを馳せること無く、ひたすら日本とアメリカを非難する様子は、我が国の「リベラル」と酷似している。

「リベラル」という病は、相当深刻な問題だ。今回は外務省が早速対応したようだ。こういうとき、鳩山政権だったら、どんな対応をしていただろうと考えると、安倍政権でよかったと率直に思うのである。

【アゴラ】http://agora-web.jp/archives/2031230.html


この人の言う通り。絶対に見逃してはいけない。
「なぜいつも約束を破る」「一度ぐらい決まりを守れ」
まだまだ沢山ありますが、とにかく責め立てる。
自分達は下なんだと自覚するまでリピートで。

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