「起亜K9の技術力、ベンツ・BMWに劣らない」



 8日午後、朴旱雨(パク・ハンウ)起亜自動車社長の執務室。5人の代理と2人の社員が社長室に入ってきた。起亜車国内営業本部所属の職員だ。

入社6年未満の7人は朴社長に対し、企業ではなく顧客の観点で起亜車ブランドを眺めようと伝えながら、起亜車の「KIA」をひっくり返した「VIKキャンペーン」を提案した。

例えば顧客が京畿道光明市(クァンミョンシ)起亜車所下里(ソハリ)工場を見学できるプログラムを作り、SUV「スポーテージ」第1世代モデルを復元しようというアイデアだ。所下里工場は国内初の自動車工場であり、「スポーテージ」は最初のSUVだ。

7人はクォン・ヒョクホ起亜車国内営業本部長(副社長)が選抜した若い職員だ。起亜車ブランドが変わるには若い世代の積極的なアイデアが必要だという判断から、クォン副社長は3年前に個人的にこのプロジェクトに参加する職員に会いに行き、意見を聞いた。

最近、起亜車ブランドが若返ったと評価される背景にはこうした企業文化があった。起亜車の販売実績は順調だ。今年1-4月の販売台数(17万5764台)は目標(16万3000台)の111%。

秘訣を尋ねると、クォン副社長はタブレットPCを一つを取り出して「この中に入っている」と語った。営業社員に支給するタブレットPCには起亜車全車種の細部情報がある。専門用語が多いが、ほとんどすべての単語にハイパーリンクがある。例えば「アデプティブクルーズコントロール」をクリックすると、走行速度・車間距離を自動で制御する車の動画とこれを説明するイメージの資料が登場する。用語をよく知らない消費者も理解できるようにしたのだ。

起亜車は2月に準中型セダン「K3」のフルチェンジモデルを、4月には大型セダン「K9」のフルチェンジモデルを発売した。「K3」(6925台、4月)は過去初めて準中型市場で絶対的な人気の「アバンテ」(5898台)を抜いて月間販売台数基準で同級1位になった。3月まで月間販売台数が47台だった「K9」も新車が発売されると1222台(4月)も売れた。クォン副社長は「結局、国内市場の需要の半分はセダンという点を考慮した」とし「起亜車ブランドが定着するにはセダンのKシリーズの販売が増えるべきという共感があった」と話した。

クォン副社長は「K9は国内大型セダンのプライド」と語った。「すでにK9はバックオーダー(入荷待ちの注文)2500台以上を確保した」とし「生産ラインを100%稼働しても月1900台しか生産できず、注文に追いつかない」と話した。

こうした販売好調は起亜車の優秀な競争力を証明すると、クォン副社長は主張した。クォン副社長は「もう起亜車も技術力でメルセデスベンツやBMWなどドイツ車に決して劣らない」とし「価格と比べた心理的な満足度が最も優れた自動車ブランドとして定着している」と強調した。

【中央日報日本語版】http://japanese.joins.com/article/358/241358.html


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「お前がそう思うのならそうなのだろう。お前の中ではな」
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