国際的に「カモ」にされる韓国の健康保険



 米ロサンゼルス在住の韓国系米国人キムさん(73)は2015年末、ソウル市内の親族宅に滞在し、胃がんの手術を受けて米国に戻った。キムさんは健康保険料3カ月分(28万ウォン=約2万9000円)を支払って健康保険の地域加入者資格を得て149日間入院または外来治療を受けた。キムさんが手術費などで使った金額は500万ウォン(約51万円)、国民健康保険公団が負担した金額は7000万ウォン(約710万円)だった。キムさんのように韓国で健康保険の恩恵を受けて帰国してしまう外国人や韓国系海外在留者が急増傾向にある。

 米国でがんの手術を受けるには多額の費用がかかる。一方、韓国に来て手術をすれば往復の飛行機代に滞在費を合わせてもかなりお釣りが来る。特にがんや心血管疾患といった4大疾患は健康保険資格を取得した場合、診療費の5%だけ負担すればいい。このため、米国などの韓国系社会では無料医療サービスをあっせんするブローカー組織まであるという。一部の韓国系の人々は韓国で老後の医療の恩恵を受けるため、わざわざ市民権でなく永住権だけ取得しているとも言われている。

 昨年末現在で健康保険地域加入者として登録されている外国人と韓国系海外在留者は27万人、これらのために昨年発生した赤字は2050億ウォン(約210億ウォン)だという。韓国で診療を受けた外国人の地域加入者は中国国籍者が最も多く、続いてベトナム・米国・カナダ・カンボジアの順だった。中国・米国・カナダ国籍は韓国系が多く、ベトナム・カンボジアは結婚による移住者が増えたためだ。ビザの種類がさまざまで、出入国記録を探すのも難しいため、正確な実態は把握困難だとのことだ。

 健康保険全体の収支は黒字だが、外国人関連の健康保険収支は赤字だ。それはつまり、外国人による健康保険の「ただ乗り」が多いということだ。健康保険財政の支援により韓国で治療を受けた外国人結核患者は16年に2940人で、10年前に比べ10倍以上に増えた。ある中国人が短期滞在の観光客として入国し、3000万ウォン(約310万円)の集中治療を受けたものの、本人は一銭も負担しなかったというケースもある。

 外国人でも韓国国内で納税の義務を果たしていれば健康保険の恩恵を与えることに文句を言う理由はない。人道的な見地から支援が必要な場合もある。しかし、健康保険の仕組みの抜け穴を悪用して恩恵ばかりを受けては困る。外国人対象の健康保険料を引き上げるか、健康保険の恩恵を受ける場合の「国内居住要件」を現行の3カ月から6カ月-1年に増やすことも検討しなければならない。無償医療が基本の英国も、移民や外国人観光客で同様の問題が起こったことから、6カ月以上滞在しなければ恩恵を受けられないように制度を変えた。韓国国民が数十年間苦労して構築した医療システムが国際的な「カモ」になるのを放っておいてはならない。

鄭権鉉(チョン・グォンヒョン)論説委員

【朝鮮日報日本語版】
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/05/25/2018052501938.html


日本人の場合、アノ国で医療行為を受けるなど自殺行為に
等しく、そんな人はほとんどいないでしょう。そして日本
の立場では「お前が言うな」と言いたい。日本の各種福祉に
「ただ乗り」する自国民をなんとかしろとも。日本も同様の
被害が出ている、中・朝系人は対象外にすべき。

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